Loading...
沖縄本島の最南端の糸満市に嫁いだがちまい(食いしんぼう)な私が日々の何気ない生活の出来事や育児ネタなどを気楽に綴るホームページです。
気のとおーくなるぐらいの大むかしのことですが、1500万年前、琉球列島の南は台湾や中国大陸とつながっていて、北は九州とつながっていたんだそうです。その後、約500万年から170万年前ごろ太平洋の海の中に沈んで、それから170万年から100万年前ごろにまた陸続きとなり、それから離れて島となったものの7万年から1万年前ごろにまたまた陸続きとなって、1万年前ごろに西表島、石垣島、宮古島、沖縄本島、奄美大島の琉球列島は現在の形に落ち着いたと考えられているんだそうですよ。
文章で書くとわずかな時間の流れのように勘違いしそうですが、何万年というほんとおそろしく気のとお~くなるぐらいの時間をかけて琉球列島の島々が出来上がったと考えられているんですね。
はなしがちょっと脱線しますが、糸満市の西崎の防波堤からちょっと先に無人島が見えるのですが、その島には100万年ぐらい前のクジラの化石があるって聞いたことがあります。最近はダイビングショップが無人島のクジラの化石を見ようというツアーも企画しているみたいです。一度は行ってみてもいいかも・・・です。
驚くことはこれだけではなくて、琉球列島が今のような形になった1万年前は、今よりも気温が10度も低くて、冬になると雪が降ったに違いないということです。全く想像がつきません。
この気のとおーくなるような時間の流れと地形の変化の中で、中国大陸からやってきたゾウやシカの仲間のキョンの化石が琉球列島の地層から見つかっているそうなのですが、今は見かけない動物ですから、きっと絶滅してしまったんですね。
琉球列島では大むかしに人間が食べ過ぎてしまったのか、絶滅してしまったキョンですが、現在ではここ最近、千葉県の房総半島で観光施設から野生化したキョンが増えすぎて農業に害を及ぼし、困っているそうです。
さてさて、そんなこんなの地殻変動を経て、島々に取り残されて種をつないできた動物が、西表島に住むイリオモテヤマネコや、奄美大島と徳之島に住むアマミノクロウサギなんだとか。。。そう考えると貴重な生き物なんですね。
そう言えば沖縄本島の北部にしか生息していないヤンバルクイナもきっとそうなんでしょうね。人間が持ち込んだネコやマングースにやられちゃって絶滅の心配があるそうです。あと交通事故での被害も多いんだとか。ヤンバルクイナは飛べない鳥なので、道に飛び出してくるんでしょう。沖縄本島北部のヤンバルでのドライブでは生き物にも気をつけて運転すべし!です。
気まぐれに綴った出来事の中から最近のものをリストアップ♪
あまり更新できていないことがバレバレですね。(苦笑)
(-。-;)